講師紹介


藤野暢央(元香港バレエ団プリンシパル)

兵庫県宝塚市出身。12歳よりバレエを始め、江川のぶ子、津村正作に師事。

1995年 アジアパシフィックバレエコンクールにて出光奨学金賞を受賞。オーストラリアバレエ学校に留学。

1997年 同校を主席で卒業後、香港バレエ団に入団。

2002年 プリンシパルに昇格。数多くの古典、現代舞踊作品の主役をレパートリーに持つ。在団中に香港舞踊協会より「新人賞」と香港芸術発展局より「香港舞踊大賞」を受賞する。

マイアミ国際バレエフェスティバル、上海国際バレエコンクールのエキシビジョン、パリのシャンゼリゼ劇場にて「21世紀のスターたち」、マレーシアのインターナショナルバレエガラ、などのガラ公演にゲスト出演。ボリショイ劇場にて邦人初の「ブノワ賞」にノミネートされ、そのガラ公演に出演。

2005-2007年 オーストラリアバレエ団にシニアソリストとして移籍。

2010年 母国へ活躍の場を移す。井上バレエ団の「くるみ割り人形」で王子として活躍。日本バレエ協会主催の都民芸術フェスティバルにてドン・キホーテのバジル、ジゼルのアルブレヒト、アンナ・カレーニナのウロンスキーを任される。フィリピンバレエ団の「眠れる森の美女」の王子(2011年)、「くるみ割り人形」の王子(2017年)としてゲスト出演。

2013年 日本バレエ協会によるバレエ・クレアシオンにて日本で初の振付作品「Beautiful Inside」を発表。

2015-2017年 井上バレエ団「アネックスシアター」。神奈川県芸術舞踊協会「赤レンガDanceArt」にて振付。チャコット主催の藤野暢央プロデュース公演「偉大なる作曲家と音楽のための舞踏会」(2016年)「THEバレエ・ミュージアム」(2017年)を発表。現在はフリーランスのダンサーとして、またバレエピラティスの講師として活躍中。



富村京子(元香港バレエ団プリンシパル)

川上恵子、田中敏行、江川のぶ子、深川秀夫に師事。

1998年 香港バレエ団に入団

2008年 同団 プリンシパルダンサー

バレエ団のほぼすべての演目で主演

 

レパートリー 

スティーブン・ジェフリーズ振付 「くるみ割り人形」

ロナルド・ハインド振付 「メリー・ウィドウ」「コッペリア」

ジョージ・バランシン振付 「ルビーズ」「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」

「コンチェルト・バロッコ」他

 

2010年 退団、帰国

スタジオアーキタンツにて指導者としての活動を開始

2011年 日本バレエ協会 都民芸術フェスティバル参加公演「ドン・キホーテ」メルセデス、森の女王を踊る

2012年 マレーシア クアラルンプールにて 「インターナショナル・バレエ・ガラ」に客演

2015年&2018年 神奈川県芸術舞踊協会公演 ゲスト出演

 

≪受賞歴≫

1994年 神戸全国洋舞コンクール 第一位

1995年 アジアパシフィックバレエコンクール 入賞

 

≪講師歴≫

2010~2013年 スタジオアーキタンツ バレエ講師

2011~ チャコットカルチャースタジオ バレエ講師

2019年 全日本バレエコンクール 女性アンシェヌマン振付担当



中野吉章(元ピッツバーグバレエシアタープリンパル)

1992年  4歳より母、中野光子よりバレエを始める、     

1996年  母、退団と同時にエリート・バレエ・スタジオにて続ける。 

2002年  第6回ザ・バレコン ジュニアB部 第3位

2003年  第8回 ザ・バレコン ジュニアB部 第1 位

      ジャパングランプリ札幌 ジュニアの部 第6位

                サンフランシスコバレエスクール フルスカラシップ賞

2004年    法村・友井バレエ学校入学。

                9月よりサンフランシスコ・バレエ・スクールに1年間留学。 

2005年  ザ・バレコン名古屋 男性シニア部 第2位

2006年  第63回 全国舞踊コンクール 東京新聞 ジュニアの部 入賞1位

                第17回 全日本バレエコンクール ジュニアの部 入賞1位

                第10回 ザ・バレコン名古屋 男子シニアの部 第1位

2007年  第10回 NBA全国バレエコンクール 高校生の部 第2位-1

                第64回 全国舞踊コンクール 東京新聞 パ・ド・ドゥ部門 第3位

                第20回こうべ全国洋舞コンクール 男性ジュニア1部 第1位

2008年  法村・友井バレエ団入団 すべての作品に出演する。

2009年  The Ballet competition21 プロフェッショナル部門 第3位

                第20回 全日本バレエコンクール シニアの部 第2位

                法村・友井バレエ団 退団。

                アメリカ ピッツバーグバレエシアタースクール 入学。

2010年  アメリカ フロリダ World Ballet Competition 

                プロフェッショナル部門 銀メダル受賞。

                ピッツバーグバレエシアターに研修生として入団。

2011年   コールドに昇格する。

2013年  第2回北京国際バレエ&コリオグラフィーコンクール 

                クラシックバレエ成年部門で金賞受賞 審査委員特別賞を受賞。ソリストに昇格。

2014年  プリンシパルに昇格。アメリカのダンスマガジンにて、「世界の観るべき

     トップダンサー25人」に選ばれる。

     ヴァルナ国際バレエコンクール ファイナリスト 奨励賞受賞。

2015年  ピッツバーグバレエシアタースクール卒業公演の振付を担当し、

     それ以降毎年振付担当を務める。

     8月のピッツバーグバレエシアター野外公演では創作作品を振付。

2016年  3月の公演のレパートリーに彼のプレミア作品”A Fellow Feeling”を発表、

     4日間すべてスタンディングオーベーションで大喝采を浴び、彼の作品が

     ピッツバーグバレエシアターのレパートリーに追加される。

     (ダンサーの作品をレパートリーに追加するのは彼がピッツバーグバレエで初めて)。

2018年 新たに3月の公演にて新作”Infusion”を発表する。

     ピッツバーグ芸術大学Point University でもゲスト振付家として振付を発表。

2019年 熊川哲也監修 オーチャードバレエガラに出演、ヒューストンバレエプリンシパルの  

     飯島望未とロミオ&ジュリエットのバルコニーパドドゥを踊る、

     そしてフィナーレ作品の振り付けも担当し、高評価を得る。

2020年    ピッツバーグバレエシアター オンライン版

     「くるみ割り人形」にて金平糖の王子を踊る。

2021年  ピッツバーグバレエシアターの芸術監督に就任した元ABTのプリンシパル、

                スーザン・ジャフィ―に振り付けの才能を認められ、ピッツバーグシアターの

                公演の振付も担当。

                日本国内においても、ワールドドリームバレエ公演で音楽家とのコラボ作品や

                松岡伶子バレエ団でも振付を発表するなど、振付分野にもおいても活動中。

 

主なレパートリー

「ロミオとジュリエット」ロミオ・マキューシオ、「白鳥の湖」ジークフリート王子・道化、「ドン・キホーテ」バジル、「眠れる森の美女」デジーレ王子・ブルーバード、「バヤデルカ」サロル・ブロンズ像、「海賊」アリ・コンラッド、「くるみ割り人形」王子、「ジゼル」アルブレヒト、全幕物の全ての作品に出演し、コンテンポラリー作品には、ジョン・ノイマイヤー振付「Street Car Named Desire」、ジョージ・バランシン振付「アゴン」「放蕩息子」「テーマとバリエーション」、「ウェスタン・シンフォニー」、「ディヴェルティメントNo15」ジリ・キリアン振付「Petite Mort-小さな死」、「シンフォニエッタ」、トワイラ・サープ振付「In The Upper Room」「Nine Sinatra Song」、アナベラ・ロペス・オチョア振付「Lacrimosa」「La Pluie」、マーク・モリス振付「Drink to Me Only With Thine Eyes」「Maelstrom」「SandpaperBallet」、ウィリアム・フォーサイス振付「In The Middle somewhat elavated」、ジェロームロビンス振付「バレエ版ウエストサイドストーリ」、「インザナイト」、「ファンシーフリー」等、海外の著名な振付家の作品を踊る。